読書の秋

妻が久しぶりに本にハマっています(笑)

これも秋の仕業

発行されている5巻を一気に読破❗️

現在執筆中の次回作を心待ち状態?

妻の勧めで私は1巻目のを読書中?

商い世傳(せいでん)金と銀

舞台は江戸時代中期の大阪。

学者の父を持ち摂津、津村門(現在の西宮)で育った主人公の幸(さち)。

女に学問は何の役にも立たない時代に、母親に隠れながらでも学ぶ程、学問が大好きなちょっと変わった少女。

父から「商いは欺なり」と教えられて育ったはずの幸が、父の死、享保の大飢饉、家族との別離を経て、幼くして大阪天満の呉服商へ奉公と出されてしまう。

「一生、鍋の底を磨いて過ごす」と言われた女衆でありながら、番頭に才を認められ、次第に商いの才能を開花していく幸。

今から約280年も前の西宮や大阪の情景も想い浮かばれて面白い本ですヨ❣️

5巻まで読んだ妻がしみじみと、

「どれだけ世の中が進み、デジタル化されても、

昔も今も、商いは心やね」と。

肝に命じます❗️

? 興味ある方は是非、秋の夜長の友に?