皆さんも一度は耳にされたことがあると思います。
ヘナカラー。
ヘナ生葉の色素だけを使い身体への安全性も高く髪のダメージも全く無いと言われているヘナカラー。
が、しかし!
巷で出回っている殆どのヘナカラーにはヘナの色素だけではなく化学的な染料も入っているのが実態です。
なぜか?
ヘナは黒く染まらないからなんです。
ヘナカラーと謳っていて黒や茶色に染まっているのは全部ニセモノ。化学的な染毛剤が入っているんです。
ゆえに僕はずっとアンチヘナカラーでした。
ところが今年の春、ひょんなご縁でお会いしたあるディーラー(材料屋さん)の社長さんから本物のヘナを見たことがありますか?
と聞かれ、それがきっかけでその社長さんの主催するヘナの講習会へ今年の5月に行きました。
目から鱗でした。
本物(天然100%ヘナ)の効果効能に驚きました!
詳細は又にしますが、簡単に言えば、染めれば染めるほど髪がキレイになってまとまりやすく、髪だけでなく身体の体調までも良くなるんです!
それもそのはず元々ヘナはインド伝承医学アーユルヴェーダでも薬として使われている植物だからです。
凄いとは思いました。
……
でも従来のヘアカラーとは全く概念も違う。
色々大変かも…
でもお客様にとってはどうしても長く染め続けなくてはいけない白髪とゆう悩み。
だからこそcantikのお客様には安全で安心なものを…
その想いが強く、悩んだ末に来年からヘナを導入しようと2人で決めました。
来年からと決めたのは、それまでに勉強も含め色々準備や体制を整えたかったから。
すると一昨日一本の電話が。
もうcantikには十数年、毎月カラー(白髪染)に来てくださっているお客様。
ところがここ3カ月位前から、カラーした後に手が痒くなる、と。
たまたまかと思ったが、それ以来染める度に痒くなる。しかも痒みの時間も長くなり範囲も広がっているとのこと。
アレルギー反応か。
アレルギー反応であれば、もう今までのカラー剤は使えない。
でもそのお客様は白髪のままではいられない。
何とかならないものか。
切迫詰まってる。
そこで急遽ディーラーさんに連絡し、私達の勉強も含め、そのお客様にモデルさんになってもらい昨日、ヘナの講習をしました!
ビフォーの全体像を撮るのを忘れてしまいましたが、白髪が伸びた状態
100%天然ヘナの粉末をお湯でペースト状になるまでミキサーにかけた状態
因みに舐めても害は全くありません!
ヘナを塗布していきます
ヘナには優れたトリートメント効果があるので、白髪(根元)だけではなく毛先まで塗っていきます
塗布が終わると、ヘナは時間を置けば置くほど髪にいいのですが、何時間もとゆう訳には行かないので?
電気キャップで40分温めます
40分後一旦流します。
そして流すと…
ビックリでしょ⁉️
真っオレンジ❗️
実はヘナの色素はオレンジなので、オレンジにしかなりません。
なんですが、2.3日経つと自然に空気に触れることで酸化され、もう少し濃ゆい感じになって行きます。
そして短期間のうちに重ねて塗ることで
カッパー系の色に落ち着いていきます。
が、この状態では?
ご安心ください?
その場合はすぐさま2度染めをしていきます?
2度染めに使うのはインディゴとゆう葉の染料で藍色になります。もちろんこちらも100%天然です。
インディゴを塗布
インディゴにはヘナのようなトリートメント効果が無いので根元(オレンジ)の部分だけに塗ります
塗り終わると自然放置で20分。
20分後シャンプーをしてブローして乾かすと
オレンジの上に藍色が乗り薄緑っぽくなります。これなら暫くは大丈夫?
真っオレンジよりは全然過ごせますね(笑)
そして2.3日後には空気酸化により、よりしっかりとした色に定着します。
これを繰り返すことで色はより濃く落ち着いてきます。
何より凄いのは細くコシの無い髪はハリとコシが出て、硬くてゴワゴワした髪は柔らかくサラサラになり、クセで広がりやすい髪はストレートパーマがいらないぐらいになる程に
髪質が改善されていくことなんです!
今回モデルさんになって頂いたお客様は、毛量が多くて硬くてクセ毛で、少しゴワつく感じ(ゴメンナサイ!)なんですが、
ブローの後にご自分の髪を触られて
え⁉️ うそ⁉️ 柔らかい‼️ サラサラ‼️
ビックリ‼️ と感動されていました?
僕達もビックリでしたが(笑)
とてもツヤがでました✨
そして真っ黒だった黒髪の部分にはヘナのオレンジが薄く乗ることで、とても軽やかな雰囲気になりました✨
もちろん施術中は何の刺激もなく
施術後も手の痒みも全くありませんでした。
急なお願いにもかかわらず、直ぐに動いてくださったディーラーさんにも感謝です。
そして何よりもお客様がこれから何の心配もなくカラーを続けて頂けるようになれたことが嬉しかったです。
何十年続けても一切の害が無い
究極の安心安全ヘアカラーです。
K様遅い時間から長い時間、本当にありがとうございました。
これからも宜しくお願いします?